ちくわんのあそびば

遊び場です

Oculus Go とmacで画面共有をやってみた

 

 

macの画面をOculus Goに映したい!!
自分はmac使いなので、BigScreenなどのOculus Go向け画面共有アプリが使えません。
一応出来たのでメモとして記録 こんな風になるで↓f:id:chikuwan_gz2:20180902135907p:plain

手法:APKインストールまで

 


Oculus Goは開発者モードにしておきます。(開発者モードのやり方は適当にググって)
Android File Transferといった、Oculus Goとmacでファイルのやり取りができるソフトをインストールします。

https://www.android.com/filetransfer/

 

adbコマンドもターミナルから使えるようにします。画面共有アプリのインストールなどに使います。

 

adbをMacのターミナルで使えるようにする

qiita.com

 

画面共有アプリの準備します。ここでは、 Splashtop Remoteを使用。
macに入れるクライアントアプリをインストール

http://www2.splashtop.com/ja/download

次に、Oculus Go側にインストールするAPKを準備します。
野良でAndroid版Splashtopアプリを探してくることになりますね。
この辺りはうまく探してください。

splashtopアカウント登録が必要ですが、今回の使用用途では、無料のPersonalライセンスで十分です。

 


次に以下の手順でTV App Repoというアプリを介して、
Android版SplashtopのAPKをインストール/起動します。
あらかじめ、Oculus Goのストアから、Oculus TVアプリをダウンロードしておきましょう。


Oculus TV 上でAndroidアプリを起動する
https://living-with-gadget.com/2018/07/01/post-858/

 

上のリンクの手法の解説をすると、
Oculus TVを起動して、TV App Repoアプリを起動、
そこからAndroid版Splashtopを起動しています。
(TV App RepoがAndroidのAPKを起動できる)

 

Splashtopの設定

さてうまくSplashtopが起動したら、画面比率が変になっていることでしょう。
その場合はOculus Go上のSplashtopで解像度設定をします。

わかりづらいですが、ここから設定画面に移行します

f:id:chikuwan_gz2:20180902135418p:plain


1280*720といったワイドサイズな画面を選びます。

mac側の画面解像度もこの数値に合わせます。f:id:chikuwan_gz2:20180902135422p:plain

これで綺麗に画面が映りました! 画面共有完了です!
長い!若干めんどい!

 

気になる使い勝手は?

想像以上に快適。自宅回線につないでいるわけだから、環境に左右はされますが、
60FPSは出てないけど、30〜25くらいは肌感で出てそうな感じ。
15FPSってことはないw

 

映画:

解像度による荒さと、若干の遅延があったが、意外と違和感なく見れます。
(ただ映画の場合は直接Go本体に入れた方が快適に見られると思う)


ゲーム:

3Dバリバリのゲームで試してはないが、これもさほどキー操作などの遅延感は感じず。
FPSなどの展開早いゲームでは気になるかもしれない。解像度も気になる。
あと、VR空間という閉ざされた空間でできるので、没入感がすごい。時間忘れそう。

 

ほぼいつものパソコン使った作業が可能になるので、集中して何かをしたい時に役立つかもしれない。
ただ、妙に疲れを感じるので長くはできないな、とも感じたという。